本日も出勤です。
マウスコンピュータのPCでした。
今はTVでCMを流しているので有名になっているのですが・・・
昔は知る人ぞ知る「マウスコンピュータ」でした。
昔からPC雑誌の広告を載せていましたから・・・
今回、修理依頼で預かったPCの不調はコンデンサの膨張&液漏れが原因でした。
昔のPCは、安く上げるために安値の耐久温度85℃のアルミ電解コンデンサを使った
マザーが多かったのです。
PCショップブランドの価格が安いPCで主に使われていました。
今回持ち込まれたPCも耐久温度85℃のアルミ電解コンデンサを使った
マザーボードでした。
経年劣化による膨張&液漏れしているアルミ電解コンデンサ
しかも高温になりやすいCPU周りに配置されていました。(ナンセンスですね)
マザーボードの価格を安く上げるために使われたものと思われます。
耐久温度105℃のアルミ電解コンデンサならまだ持ったのかな??
現在は固体コンデンサを使われているマザーが増えています。
固体コンデンサ
こちらの方が、液漏れや膨張の心配がないので長寿命です。
特にCPU周りに配置するのがベストな部品です。
この預かったPC・・・
どうしようか悩んでおります。
マザーを入れ替えて使える様にするか・・・
廃棄して、新しいPCの購入を勧めるか・・・
一度、お客さんを呼んで希望を聞きたいと思います。