今回、USBメモリを修復したのですが・・・
その手順を当方の覚書として記載します。
<今回のUSBメモリの症状>
USBメモリは、PCで認識できるがファイルがおかしい。
ファイルが見えるのに開けない。
ファイルを他のドライブにコピーもできない。
<修復前の準備>
まず、修復前にUSBメモリ自体の内容をバックアップしないといけません。
色々な手段で修復するので失敗の恐れがありますので・・・
バックアップしておくと失敗してもバックアップから復元して
何度もやり直しができます。
バックアップに使うソフトは、USB Image Toolです。
このソフトは、USBメモリなどのデバイス内の情報をイメージとして
ファイル保存してくれます。
もちろん、元の状態に復元する時もこのソフトでできます。
バックアップが終わったら、修復開始です。
<修復ソフト>
いつも修復に使うソフト・・・
TestDiskで試みましたが、復元できませんでした。
次にファイナルデータシリーズ(試用版)で試みましたがこちらもダメ。
Pandora Recoveryもダメでした。
救出ファイル復元・Recover Files・DiskDiggerなど・・・
様々なソフトで試みましたがダメでした。
MBR/FAT/MFTなどを調べて手動で修復。(手探りなので危険なのですが・・・)
結局、手動修復で何とかファイルが読める様になりました。
(全体の90%のファイルですが・・・)
でも・・・・
今後の為に、簡単にソフトで修復できる方法はないか調べてみました。
修復できたファイルを他のドライブにコピーして・・・
USBメモリを壊れた状態のバックアップイメージから元の状態に復元して・・・
色々なソフトで試してみます。
結論から言いますと・・・
このソフトは、無料で2GBまでなら修復可能なんです。
当方は別のPCに有料版をインストールしていましたので、こちらで修復。
(このソフトの事を忘れてた・・・)
このソフトで約70%のファイルが修復できました。
他の複数のソフトで出来なかった事を思えば70%の数字は凄いです。
それぞれの症状にそれぞれのソフト・・・
使い分けが必要な様ですね。