本日は、朝からPCの修理です。
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昨日夕刻、某不動産屋さんから修理依頼がありました。
しかも、PCは2005年製・・・ (12年前のPC・・・
)

症状は、”電源が入るもしばらく使っていたら電源が落ちる。” だそうです。
早速PCを起動して確認。
起動時に中のCPUファンが唸っています。![]()

そして、突然電源が切れました。![]()

・・・・
・・・・・ ![]()

この症状で原因が3つ浮かびました。
①CPU周辺のコンデンサの液漏れ
②電源ユニット内のコンデンサの液漏れ
③CPUのグリスの乾きによる温度の上昇(CPUファンが唸っているのでこちらが濃厚。)
です。
PCの蓋を開けてCPU周りを調べてみると・・・・
CPU周りのコンデンサは目視では正常の模様。
CPUファンも見た目はそんなに酷くはありません。
電源ユニットを外すのが面倒なので②を素っ飛ばして・・・
一番怪しいCPUとCPUファンの間のグリスの状態を確認してみますと・・・
半乾き状態でしたので・・・
古いグリスを拭き取り・・・
新しい熱伝導シリコングリスを塗ってCPUファンを取り付けます。
ちょっと心配になったので、冷却フィンからファンを取り外してみると・・・
(グロいのでボカシています。
)

フィンとファンの間に埃が密集し大量に溜まっておりました。![]()

こちらもきれいに掃除して・・・
電源ユニットも外さずにコンプレッサーを掛けて埃を飛ばして・・・
他にも色々調べていましたが・・・
驚いた事に、12年前のPCなのにもかかわらずHDDの状態が良い事でした。
電源の入り切り回数も使用年数相当なのに・・・![]()

結論。
今回の原因は、CPUによる熱暴走です。
(高熱によりCPUの安全装置が働いて電源が落ちた。)
現在、ベンチマークソフトでCPUに負荷をかけて動作確認中です。![]()
